2008-01-01から1年間の記事一覧

疲れたざんす

授業、授業、授業。合間に、「文化産業−−大衆欺瞞としての啓蒙」(『啓蒙の弁証法』)と、Jennifer Richards, ed. Early Modern Civil Discourses (Palgrave, 2003)のイントロを読む。前者については保留。後者はDawsonとの視点の違いみたいなものを確認した…

早くニンゲンになりたい

午前中は、先日退職した同僚の置き土産である粗大ゴミの運搬についやす。手伝うと言っていたはずの某氏にとぼけられ、協力者のお嬢さんと2人してあきれる。おまけに、偶然遭遇した居眠りオッサンにもスルーされる。ワシとお嬢さんだけがやればよいという仕…

女性ではない

授業、来年度の時間割の資料づくり、授業。ワシ、どうみても「佐藤○子先生」ではないでしょ。この弐拾壱世紀中年が女性に見えるかね……。自分が誰の授業に登録したかぐらい確認しなさい。合間にDawsonの第3、4章を読む。読みながら、もう半ば見捨てている感…

祝日はメロンパン

授業資料の印刷、事務的なメール数件、来年の時間割の資料づくり。雑用の一日なり……。内容はつまびらかにされないものの、なにやらヤッカイなことの発生を知らせるメールが届く。今度ばかりは責任者が対処するらしい。知らぬが仏なり……。バック=モースを読…

Happy Days

マル投げ書類1つ、授業1つ、事務的な(つまりワシが答える必要のない)質問2つをこなす。からだの周囲をひとつひとつ土で固められていって身動きが取れなくなり、最後には首しか出ていないような状態にされる感覚が再起してくる。こんな日々をベケットに…

バーナードくん、微笑む

研究室に向かう途中で豪雨になる。傘をもっていなかったので、計画を変更して先日のカフェでランチを食べることにする。パニーニ、サラダ、コーヒー。隣に座っている高校生っぽいカップルが食べているパニーニの方が美味しそうに見えるのは気のせいか、それ…

弐拾壱世紀中年

台風一過、でも蒸し暑い。Ginzburgを読了する。あるテクストのなかに残存する別のテクストの痕跡をたどることでWorld Perspectiveになるのかね……まあ、新歴史主義なんですが。〈島〉という局所的なものを〈世界〉というコンテクストにすんなりと埋め込むこと…

営業2日目

スタバでHollandをまとめる。そのなかから3つ。①'scene'とは演技する役者をとりかこむdeep areaである。そのなかで役者が演技しているとき、彼らは'scenery'とともにあるであって、'spectators'とともにあるのではない。sceneic area内部での演技という伝統…

ヨロズ相談所開設

スタバでHollandの第5章を読む。第5章からは各論に入り、1691年〜93年の喜劇論(第5章)、The Plain Dealer論(第6章)、Congreveの喜劇論(第7章)となっている。とりあえずこの読書もここまでで小休止とする。いまのワシに必要なのは、第4章ま…

キミの敵意

Hollandの昨日残した10ページ+第4章を読む。学生関連の書類1つ+非常勤講師関連の書類(英語)1つを書く。前者はおそらく誰も眼を通すことなくどこかに蓄積されるもので、後者は某氏にマル投げされて「ナンデヤネン」と思いながら仕方なく書いたもの。…

さようなら

曇りからはじまった1日が、午後晴れへと転じる。ワックスがけのために研究室から閉め出されたので、別の部屋でHollandを読みすすめる。今日は王政復古期演劇と役者のかかわりを論じた第3章の約30ページに眼をとおす。残り10ページほどを残して、同じよ…

ひだりがわの魔

明日は研究室のワックスがけなので、できる限り片付けてみるが……。天気予報が言ったとおり、13時を過ぎて雨が降り出す。It never rains but it pours.Hollandを読みすすめる。王政復古期の劇場構造についての理解が甘いことを痛感する。第2章は再読の必要…

休日になじめない男

連休2日目。人多すぎ。いつものスタバが満員だったので、別のお気に入りイタリアン・カフェに行く。小さな店、フカフカのクッション、小さめの白くて分厚いカップ、熱いコーヒー、壁のモニターは『ローマの休日』のヘップバーンを無音で映し出す……ここでPet…

先達に感謝

ある18世紀イングランド小説研究者が8日鬼籍に入ったのを新聞紙上で知る。衝撃を受ける。これまでに教えをうけたことも、ことばを交わしたこともないばかりか、そのお声を耳にしたことすらない。ただ一度、数年前にちょっと大きな会でワシが発表したとき…

魚に食べられたい

今日はひたすら本を読む。The Plain Dealerを読了する。4幕2場でヴァーニッシュが登場してきたあたりから、ドタバタが起こりはじめ、面白くなっていく(これは先週の会でも話に出ていたこと)。マンリーを慕うあまり男装をして彼に付き従う道を選んだフィ…

Japanese, All Too Japanese!

今日も今日とて晴れる。午前中はスタバでThe Plain Dealerを読む。13時〜14時ごろまではPC系の会議の席を埋める。ワシの存在意義は頭数をそろえること以外にはまったくないわけで……。残りの時間は、事務的な文書を1つ書き、さらに、昨日のメールの件…

怒りの方法

晴れ。今朝はフルーツ系のケーキ1つを食す。10時半〜12時過ぎまで。退職した同僚の研究室をみんなで掃除する。その後、オッサンに騙され、不燃ゴミを持ってあちこち放浪させられる。なにしてくれるねん!15時〜18時ごろまで。会議にでる。白熱する…

読書のあとの読書

今日はカラッとした天気になる、と天気予報が言うので、久々に長袖を身にまとう。秋の訪れを感じさせつつはあるものの、まだまだ暑い。今年は4年(?)ぶりぐらいに半袖を着て、皮膚を焦がした記念すべき年であった。そういえば、ネズミ年でもありました………

夏の終わりには

6日。朝から東京にいって勉強する、はずが自分の原稿ができていないので、研究室で原稿をチマチマ書く。やはり3日前から書きはじめてはいけません。今日お会いするはずだった方々に申し訳なく思い、心のなかで頭をさげる。やっとできあがった原稿はミスボ…

イタリアンの夜

9月に入ってからの記憶をほぼなくす。昨日は慰労会+諸々ということで、イタリア料理を3人で食す。ゆで卵と野菜のサラダ、ピザ、魚介類の入ったパスタ、「小悪魔……」という名前がついた鶏肉をシェアする。あとはビールとオレンジジュースをそれぞれ1杯飲…

スタバで読書

ようやく晴れる。昼食後、スタバに行ってQuacksを読む。隣に座っていた外国人の方が「漢字」の解説本(英文)を読んでいたので、ついついチラ見してしまう。その後、デパチカで饅頭を4つ買って帰る。今日で8月も終わり、なんだとさ……。

人並みの体

今日も雨。おじいちゃんが住んでいる地域が豪雨にやられているので、いささか心配ではある。土曜日にしては早起きして健康診断に向かう。やはり体重は前年度よりも5キロ減になっている。これでようやく人並みになったようです……。その後、街中にでてスタバ…

記憶のカケラ

日本に帰ってきたら、とたんに豪雨に襲われる。日本に帰ってきたら、とたんに100通のメールに襲われる。本日は、前期で職を退きアメリカに帰国する同僚のお別れ昼食会が開催される。彼の故郷であるユージーンのことなどを話す。この会について色々とアレ…

職を辞す

オレゴン最終日(24日)も快晴。サンフランシスコへの移動日なので、今日ばかりはこの快晴をお天道さまに感謝したいくらい。早朝7時半に集合する。いつものように太陽に照らされる緑は美しい。この緑も見納めかと思うと、よけいにまぶしく感じる。悪魔の…

資本としての体

今日も快晴なり。天気とは裏腹に体の方は全快とならず。寝ているのか起きているのか不明な状態のまま夜をあかし、昼までは惰性でそのまま過ごしてしまう。昨日胃袋におさめた昼食はとっくに外界に出てしまっているので、いくらなんでも何か食べておかないと…

熱にやられる

今日は快晴。また晴れの周期に入ったと思われる。昼前に起きる。今日は羊たちに昼食を振舞う約束になっていたので、羊たちと待ち合わせをして、これまで相方と3回行ったあのレストランに向かう。羊飼いと相方が食べたのは、これまでに3回食べたものと同じ…

旅と啓蒙

今日は曇りのあと、晴れる。もうすぐここを去るということを知ってか、天気もようやく柔軟性を見せおったわい。有能なインストラクターの授業も今日で最後。またしてもインストラクターは、昨日なにをやったか、羊たち1人1人に尋ねる。そして、またしても…

贅沢な食卓

今日はかなり肌寒いが、曇りをメインに、ときおり雨粒が落ちてくるという点では、昨日と同じ天気と言っていい。スポ根漫画にでてくるオヤジ並みの頑迷さに敬服する。有能なインストラクターは、羊たち1人1人に、昨日なにをしていたか問いかける。ときおり…

雫の1日

今日も曇りで肌寒し。焼きつけるような陽射しが急に恋しくなるところなど、ニンゲンとはわがままな存在である。有能なインストラクターのゲームのネタはつきない。今日は"Boggle"。まず黒板に、縦6列、横6行のアルファベットをでたらめに書く。羊たちには…

美味、ふたたび

オレゴン大学での最終週がはじまる。そして今日は、羊飼いにとって魔の月曜日。朝6時ごろにかなりの量の雨が降る。羊たちをつれて教室に向かう9時ごろになっても、まだ少量の雨粒が空から落ちてくる。日中になると、この雨は姿を消すが、お天道様は結局現…