ひだりがわの魔

明日は研究室のワックスがけなので、できる限り片付けてみるが……。

天気予報が言ったとおり、13時を過ぎて雨が降り出す。It never rains but it pours.

Hollandを読みすすめる。王政復古期の劇場構造についての理解が甘いことを痛感する。第2章は再読の必要がありますな。問題はScene, Shutter, Perspective, Wingなどなど。

昨日ドアにぶつけた左足の小指の腫れがひかない。当然痛い。先日の東京でも階段で転んで手をアスファルトに痛打し、左手の小指付近を腫らした。このところ左側の小指は呪われている。筒井康隆の小説『愛のひだりがわ』(新潮文庫)の主人公「月岡愛」の左側には、彼女を守護する存在がいつも立つ。愛のひだりがわをうめるのは愛。ワシのひだりがわには魔が棲む。

運動不足あるいは老化でしょ、と思ったヒトには左側の魔を贈呈いたします……。