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ウィリアム・シェイクスピア/ジョン・フレッチャー(大井邦雄訳)『二人の貴公子』、レイマンド・フィッツサイモンズ(松岡和子訳)『エドマンド・キーン』、ジョン・ドライデン(竹之内明子訳)『恋ぞすべて』M・C・ブラッドブルック『歴史のなかのシェイ…

ココロを燃やせ

『ミドルマーチ』読了。全2巻、2段組、合計約1000ページは、さすがに長いが、読ませる。人生は思いどおりに行かないことばかりで、ときにいらだちがつのってしまうものですな。ジョン・フレッチャー『野鴨追い』も読了。 今年は、なにやら色々な種類の…

『ミドルマーチ』

今月は『ミドルマーチ』をひきつづき。しかも、まだ終わらない。ようやくカソーボン氏が死んだあたり。長い……。

7月がおわる

『テネシー・ウィリアム「夏と煙」*テレンス・ラティガン「銘々のテーブル」』(南雲堂)のうち、『銘々のテーブル』のみ、マリーズ・リズン『イスラーム』(岩波書店)、ウラジーミル・ナボコフ『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(講談社文芸文庫)、…

星はどこにもいかない。

マーティン・マクドナー『ウィー・トーマス』(PARCO)、別役実『ジョバンニの父への旅/諸国を遍歴する二人の騎士の物語』(ハヤカワ演劇文庫)、図師宣忠『エーコ『薔薇の名前』ーー迷宮をめぐる〈はてしない物語〉』(慶應義塾大学出版会)、小林信彦『ぼ…

ウィリアムの教え

『薔薇の名前』を読了する。 〈ウィリアムの教え集〉 「師匠の悪いところは身につけないほうがよいぞ。人間が考えなければいけないのは、唯一つだけだ。この年になってやっとわかった、それは死だ。〈死ハ旅人ノ安ラギダーーアラユル労苦ノ終リダ〉。どうか…

鬼滅から薔薇へ

連休中は息子氏のお供で電車に乗る日々がつづく。そして、気がついたら労働に復帰する日がやってきて、こうしていま死んでいる。『鬼滅の刃』を読み終える。つぎは岸辺露伴を読むつもりなり。そして、ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』をよみはじめる。本当…

地獄篇

イーヴリン・ウォー『ご遺体』(光文社古典新訳文庫)、ダンテ・アリギエリ『神曲ーー地獄篇』(講談社学術文庫)を読む。 我が師はその時、右の 頬を見せながら後ろを振り向き、私をじっと見て、 それからおっしゃった。「書き留める者はよく聞いているもの…

何十年ぶりに……。

リチャード・E・ルーベンスタイン『中世の覚醒ーーアリストテレス再発見から知の革命へ』(ちくま学芸文庫)。500ページ読むのはシンドイが、信仰と理性をめぐる歴史はとても面白かったし、勉強になった。ロジェ・シャルチエ『書物の秩序』(ちくま学芸文…

引越しでおかしくなる

約20年間いた研究室を今週末までに出なければならないので、先月の13日から延々と引越し作業をしている。物品といっても、本以外にはめぼしいものはないので、その本を段ボールにいれて、台車にのせ、新しい校舎のなかの新しい研究室に運んでいくだけな…

『カンマの女王』

メアリ・ノリス『カンマの女王ーー『ニューヨーカー』校正係のここだけの話』読了。横書きの日本語のためか、読了するのにかなり時間がかかったな。校正のお話なので、校正的な指摘をしてみると、本文最後から2ページ目のうえから5行目「……して食らついて…

チョーサー・ゼミ

ラドヤード・キプリング『少年キム』、G・K・チェスタトン『木曜日だった男--一つの悪夢』、戸田山和久『教養の書』、ピーター・W・M・ブレイニー『シェイクスピアのファースト・フォリオ』、冨樫剛(編)『名誉革命とイギリス文学ーー新しい言説空間の誕…

八月の終わりに

31日。月末締め切りの案件2つが片づく。ひとつは地雷を踏んだようなもので、もうひとつは贖罪をかたちにあらわしたようなものなり。 * * * 26日。久しぶりにオジイチャンに会う。だいたいはお互いの(不)健康の話をしたのだが、某氏の信義にもとる…

ホンモノが寄せていく

坂野潤治『日本近代史』(ちくま新書)。なんとなく手にとって、なんとなく450ページを読んでしまう。原敬のイメージが悪い方へと変わる。高山宏『庭の綺想学』をペラペラとめくるにとどめる。Robert DaborneのThe Poor Man's ComfortとA Christian Turne…

つまらない日々

チケットをとった芝居がどんどんキャンセルになっていくので、なんともつまらない日々を過ごしている。「チケット抽選にあたりました」というお知らせがきた48時間後に、「全公演が中止になりました」というお知らせがやってくるので、なんともつまらない…

Chaucerと志賀氏

毎日、なんとも退屈だな。 John Fletcher, Wit without Moneyを読んでいるのだが、いまいち面白くない。なりゆきでGeoffrey Chaucerを読むことになり、The Riverside Chaucerをひっぱりだしてきたのはよいのだが、まったく太刀打ちできないので、Chaucer's C…

なんたる奇跡

3月27日。オジイチャンと会う。元気そう。Petrarcaの話をしたり、マンションの話をしたり……で2時間。Chaucerを読まなければならないような雲行きになってきたなり。 * * * 3月14日。『十二夜』@本多劇場。ウィルスの影響で公演中止なり。 * * …

グッドバイ

2月12日。約1年後に研究室のお引越しを控えているので、本の整理をしているのだが、やればやるほど嫌になってくる。面倒至極。 * * * 2月5日。『グッドバイ』@シアタークリエ。演じる役者たちが若いということもあるのだろうが、初演に比べると、…

あけましておめでとうございます。

今日で1月が終わるのか。あけましておめでとうございます。コングリーヴ『世の習い』(岩波文庫)を読んだことは記憶しているのだが、それ以外はなにを読んでいたのやら。19日に9年以上暮らした仮住まいを離れ、別の場所に自宅をかまえることになった。…

Qなど

12月22日。息子氏を田舎の家に連れていく。クリスマス・パーティーだったのだが、ケーキのうえのイチゴをたいらげ、プレゼントをいただくと、息子氏はそうそうにクリスマス・モードから脱して、味付け海苔や卵焼きを食べはじめる……。 * * * 12月7…

芝居2つ

11月19日。『ドクター・ホフマンのサナトリウム--カフカ第四の長編』@神奈川芸術劇場。それほど多くはない観劇経験のなかで、ワシはいちども遅刻というものをしたことがない。今回は危うく遅刻しそうだったが、なんとか開幕1分前に滑り込むことがで…

鹿児島から七五三まで

10月19日。息子氏の七五三の写真をとりに行く。ドーキョニンが自分も和装をするといってきかないので、必然的にワシも袴などを装着させられる。迷惑至極。カメラマンや衣装係のお姉さんにおだてられて、息子氏は、はじめ上機嫌で撮影にのぞんでいたもの…

9月のことを少しだけ

9月のことを書くのをすっかり忘れてしまっていた。 9月29日。現在拝命している役職の関係上、ホテルで開催される「保護者会的ななにか」に参加させられ、教務関係の説明をさせられる。終了後は立食形式の昼食パーティがあるのだが、とくに話す相手も、話…

今月のお出かけ

8月はとにかく忙しかったが、大方のことは忘れてしまった。 * * * 10日。『二度目の夏』@本多劇場。岩松了、すごい。あんなにも切ないキスの場面はなかなか思いつかない。東出昌大は不思議な無気味さをもった俳優だが、その無気味さは、同じ舞台に立…

「ごめんちゃい」。

7月30日。もう我慢の限界に達していたので、髪の毛を切る。視界は良好だが、前途は多難か。今現在、まだ切る髪があるだけよしとする。 * * * 7月20日。『美しく青く』@シアターコクーン。トイレに行こうと思って下りのエスカレーターに乗ろうとし…

意味深か、仲良しか。

18日。会議があると言っているのに、そこに別の会議の予定をかぶせてくる輩がいるので、「あんた、被せるのがとことんお好きですなぁ~」と、ちびまる子ちゃんみたいに言ったとか、言わなかったとか……意味深か。 * * * 16日。いきりたつ人がいるので…

詠み人知らず

令和でも 不毛な会議 二時間越え (詠み人知らず) キルケゴールが「自分は33歳までに死ぬのではないか」という不安にさいなまれていたことを知り、「ワシはやはり凡人だな」と思ったしだいなり。 エーゴ教育は人を不要に熱くするし、それが自分の思い通り…

令和もやはり疲れてます

令和もやはり疲れてます。 一週間前に突然「来週〇曜日〇時限目に会議やるから来い」と言われても、行けるわけないだろ。お前らみたいに暇人なら「はいよ」と答えられるのかもしれないが、ワシはもう何週間もまえからそこは予定でうまっておるわ。あほか、な…

平成最終日

平成は疲れたな。令和も疲れるんだろうな。またひとつ、腹のたつことがあった。疲れた……。

眼のまえにジュモクさん

22日。今日は卒業式らしい。お元気で。 アメリカからとりよせた古書の表紙をパラッとめくってみたところ、そこにPeter Stallybrassと読める署名が記されていた。これは本物なのかいね? * * * 14日。『母と惑星について、および自転する女たちの記録…