2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

批評とは?

高田康成『クリティカル・モーメント−−批評の根源と臨界の認識』(名古屋大学出版会,2010)を読了する。「だろう」という文末表現を最大の文体的特徴として装填する本書の目論見は、つぎのとおりなり。 ここで行ったささやかな作業は、「批評(クリティ…

スタバとトルコ

25日。雨。三橋冨治男『オスマン帝国の栄光とスレイマン大帝』(清水新書,1984)を読了する。「トルコの世紀」と称されるらしい15〜16世紀に地中海沿岸でなにが起こっていたかについて、蒙を啓かれる。もっと勉強しろ、ワシ。* * *24日。ス…

生きてます,again。

23日。会議に出る。書類を2つ書く。数時間後には歯医者で苦悶することになっている。* * *22日。疲労して、すべてのことに嫌気がさす。* * *21日。黄砂が舞う風の強い一日。荒俣宏『プロレタリア文学はものすごい』(平凡社新書,2000)を…

冴えない

10:30から18:00まで会議4つ。その間に昼食2つ。2つ目に食べた昼食のわさびがきつくて、涙がポロリと出そうになる。一瞬、このまま勢いにまかせて思いっきり泣いてやろうか、などと思ってしまうが、自制する。センチメンタルは日常の切れ間から…

生きてます。

16日。会議+明日の会議の資料づくり。* * *15日。歯医者に行く。どうやら歯が欠けた模様。削られて、注射を打たれる。* * *14日。鳥が肩にとまってワシの耳をかじる。* * *13日。家に客が来て話をする。* * *12日。忘却。* * *1…

春の……。

郵便局まで歩く。春の陽気だな。 コンビニでホットドック的なものを買う。春の椿事だな。 研究室で居眠りする。春の恒例だな。春だな……。

The Revenge

半期のあいだだけエーゴを教えた女子がやってくる。吹奏楽団の一員である彼女は、明日仲間とともに演奏の舞台に立つそうで、その会の招待券をもってきてくれた……ようだが、肝心の招待券そのものを忘れたそうな。お気持ちだけ受け取りましたので、がんばって…

ミニ/耳

3月3日。昨日は「ミニ」の日で、本日は「耳」の日らしい。したがって、本日は「耳」をフル活用して会議にでる。かといって、昨日は「ミニ」スカートをはいたわけではない。そんなわけない。昨日でどうやら300エントリーだったらしい。なんとも勤勉に愚…

ブーの舞台

2日。凶の年6分の1が経過したことを、事後的に悟る。阿部公彦『英詩のわかり方』(研究社,2007)とハロルド・ピンター『何も起こりはしなかった−−劇の言葉、政治の言葉』(集英社新書,2007)を、ここ数日で読了する。後者からひとつ引用。 HP …