スタバとトルコ

25日。雨。三橋冨治男『オスマン帝国の栄光とスレイマン大帝』(清水新書,1984)を読了する。「トルコの世紀」と称されるらしい15〜16世紀に地中海沿岸でなにが起こっていたかについて、蒙を啓かれる。もっと勉強しろ、ワシ。

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24日。スタバでコーヒーを注文していたら、リクルート・スーツ姿の女子2人がにじり寄ってきて、「単位アリガトウゴザイマス」と語りかけられる。よくよく眼を凝らしてみると、N大の定期試験のときに「一緒ニ写真ヲ……」とリクエストされた女子たちであった。「すーつ姿ナノデミチガエマシタワ」的な発言に、「ガンバッテ」的な声援を最後に添える。よくよく眼を凝らしてみると、そのスタバはいわゆる就活なる運動に勤しむ若人たちの巣窟となっており、教えた学生に遭遇する率が高いと容易に判断しうるこのような危険地帯に、われ知らずノコノコ足を踏み入れてしまった己の浅はかさを悔やむ。

【23日補遺】歯を削られ苦悶する。次週につづく。

不調なり……。