斬首のマグロ

17日。ダメだと分かっていても、やらなければならないことが授業にはある。

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15日。なにやら幹事を仰せつかってしまったがために、朝5時半に起き、7時50分に集合し、バスに揺られ、静岡県に連れて行かれ、フジヤマが綺麗に拝める海辺に面したホテルに入り、広々とした宴会場で料理を食わされ、にぎやかな音楽を背景に威勢よく4人の男たちがマグロを解体する姿を眺め、ぶった切られたマグロの頭を憐憫の情に襲われつつ写真に撮り、解体されたマグロの赤身を飽き飽きするぐらい食べ、ガキどもが宴会場を走り回る姿にイラつき、再度バスに揺られ、お買い物広場的なところで実家へ干物などを送る手配をし、ドーキョニン用のお土産を買い、その後さらにバスに揺られ、世界遺産になったらしい松原に行き、フジヤマを背景に写真などをとり、またしてもバスに揺られ、ようやく7時頃に大学に舞い戻る。

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13日。よくわからないのだが、riteを行った日と、partyを行った日の2種類の記念日がうちにはあるらしく、本日は後者らしい。ということで、南仏(?)料理のレストランに行かされる。

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11日。このところは、J.M.シング『西国の伊達男』(岩波文庫)、R.チャンドラー『美しい死顔』(講談社文庫)、別役実『台詞の風景』(白水Uブックス)、アン・バートン『イリュージョンの力』(朝日出版社)などを読みつつ……。アン・バートンが死んで1年がたったな。

Mt. Fuji is calling....