さようなら

6月11日。ようやく100ページ読んだということは、まだ200ページ以上読まなければならないわけか……Poluphloisboiospaleapologos Petrilopetrolicoconoseなどという名前は、キラキラを通り越してクラクラ・ネームだわ。

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6月10日。暑い。いよいよこの季節がやってきた。キム兄会が、文字通り路頭に迷う。

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6月8日。「いままで組織に注いでいたエネルギーを……」と述べて先週落ち着ついてくれたはずの情熱氏が、またしても会議で勇壮な発言をかます。情熱火山の熱いマグマ、絶賛沸騰中。

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6月5日。ドーキョニン、車を買う。ワシ、『曖昧の七つの型』を買う。

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6月2日。「抜いちゃいましょうか」と軽く言われた五分後ぐらいに、左上の親不知が鮮血を身にまといながら、身体から分離していく。別れのことばはいつも唐突に口から洩れ出てくる。さようなら。

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5月28−29日。京都大学に赴く。まだまだ本番はこれからだろうが、やはり京都は暑い。初期近代イングランド演劇についてなにかを知ろうとするならば、Henslowe's Diaryと Henslowe Papersを読み解かなければならないわけね。わかってはいるのだが……。

さようなら……。