2013-01-01から1年間の記事一覧

小さくaddio

久しぶりにHPをのぞいたら、Franca Rameが2013年5月29日に83歳で鬼籍に入ったことを知る。パートナーのDario Foが盟友への別れのことばを語る映像を見る。最後のciaoが……。ここでは、だれもRameが死んだことを教えてくれない。遅ればせながら極東か…

現実の砂漠

会議。90年代前半までの大学のイメージを堅持したまま、大学という世界に参入してくる輩たちは、現在おのれの眼のまえに存在する光景に対して、「信じられない」というコトバをかろうじて発するか、あるいは、せいぜい「アナタたちはナニをしてきたの」的…

金持ち小説

初夏の陽気が到来す。次回でHE会が散会となるところまでようやくたどり着いた。不定期開催でここまで来たが、なんとか1年ぐらいで読み切ることができた。会長に感謝。ヘンリーはなんとも嫌な奴で、レナードはなんとも可哀想な奴なのだが、会長曰く、「寝て…

ボンヤリな日々。

GWはいま何処?「ルパン三世」展に行き、峰不二子のスリーサイズが尋常ではないことを知った。大學の蹴球部時代の友人の結婚パーティーに馳せ参じ、6時間以上飲みつづけた。その際、スクリーンに映し出された若かりし頃の己に赤面した。イタリアン・レス…

ニナガワ風

24日。キョーイクに関する全体会議。ガクチョーはじめ、けっこうな人数がいる。某部長のラスト・サムライ先生がいつものごとく長々とシビアな話を披露するなか、突然、ピピピピ、ピピピピ、ピピピピとアラーム音が鳴りはじめる。皆の視線が注がれた先に、…

續とある日々。

花粉も終息にむかいつつある昨今、いかがお過ごしでしょうか。大学の蹴球部時代の旧友が訳あってまたしても集まった。「あんたのFBにはどうコメントしていいかわからん」というお褒めのことばを頂戴した。『ゴドーは待たれながら』(東京芸術劇場)を前か…

とある日々。

空気清浄器を導入して花粉との死闘に多少勝利した。LEDのデスクライトを導入して明るさを得た。歯に不具合が生じて久々に歯医者に馳せ参じた。梅林公園に梅を見に行ったのだが、開園時間を過ぎていて入口で係員のオジサンに、両手で×印を出された。梅林公園…

Happy Birthday, PPP!

6日。この駄文をしたためるきっかけになった「あの夏休みの苦行」が再来しつつあるような気配がにわかに漂いはじめた。ワシは行かぬぞ。Sir John Vanbrugh, The Provok'd Wifeから RASOR:(clapping his hands behind him) Come, kiss me, then. やはりクチ…

アウェーばかり

4日。事務よ、それはワシの仕事ではないと思うぞ。担当者に「直」で連絡しておくれ。ここもワシにとってアウェーだ。* * *3日。地元にとんぼ返りで、耳学問。家に帰るべく電車内でドーキョニンにメールをしたら、隣の車両にその宛先が座っていた。手を…

闘争のエチカ

3月1日。本日でイタリア語を勉強しはじめて2年が経過した。ただいまの最大の苦難は、ヴォキャブラリーが増えない、ということなり。中二か。情熱氏が長期休暇中恒例の(空気読まない)海外渡航のお知らせをメールでしてきた。それに対して、エーゴ教育氏…

元気です。

熱は一日で終了。本日は先日の飲み会以上に欠席不可能な会に馳せ参じる。女子たちにとって誕生日会なるものが如何なる意味作用をもっているのか、病み上がりの身で実体験する。同じアセロラ系のドリンクを頼んだのに、一方は赤色、一方は黄色の飲料物がもた…

持て余しております。

寒風吹きすさぶ昨今、いかがお過ごしでしょうか。本日、飲み会でマンゴージュースしか嗜むことかなわず、そればかりか、途中で退散するという不粋をしでかしてしまいました。ただいま38度超えの体温を持て余しております。どなたさまも、ご自愛を……。

ショック

先に言及したJane Moodyは、2011年に44歳でお亡くなりになっていた。Elizabeth Howeのときと同様、軽くショック。このお二人の著作を誰か翻訳してください。身がひきしまる……。

切るな、こんちくしょう!

19日。研究室の暖房(集中管理)が切れている。したがって、ワシもキレる。このところ、必要あって、19世紀初頭のイングランド演劇に関する本を読んでいる。そのなかでも、Jane Moody, Illegitimate Theatre in London, 1770-1840(Cambridge UP)は必読書…

ご挨拶が遅れました。あけましておめでとうございます。年明けから今にいたるまでの日々においても思い起こされるのはfuryの記憶ばかりで、年があらたまっても"Life is Fury"と小説の主人公に語らせたS. Rushdieの偉大さに驚嘆しつづけているところです。な…