ご挨拶が遅れました。あけましておめでとうございます。年明けから今にいたるまでの日々においても思い起こされるのはfuryの記憶ばかりで、年があらたまっても"Life is Fury"と小説の主人公に語らせたS. Rushdieの偉大さに驚嘆しつづけているところです。なにがfuryかは新年早々無粋なことになりかねませんので、割愛させていただきますが、本日の会議が午後7時にようやく終わったことはまだ粋な部類にはいるfuryである、とだけお伝えさせていただきます。ワシにとっては厄の年のようですが、アナタには福が訪れますように。

12日。『祈りと怪物』@シアターBRAVA(大阪)。東の京ではチケットが取れなかったので、西の京に出向く。ギリシア悲劇現在版だが、どうやら悲劇は死んでいるようなので、われわれはもうエニグマのうちに滞留させられることはないし、カタルシスもない。アベナツミさんは可愛い。開演時間に遅れてくるやつに殺意がこみあげる。

寒い……。