晩夏のスタイル

6日。原稿を作ろうと考えていたのに、会議が13時〜16時過ぎまで開かれてしまう。どれだけ予定時間をオーバーしたら気が済むのかね。しかも、会議終わりで来たよ、エーゴ教育氏の長話。しかも、明日もあるのよね、会議。しかも、今日外遊から帰ってくるのよね、「アノ人」。また日常がはじまる。いや、少なくとも大学で会議とデータ処理をさせられたワシの周囲で、この夏、日常が停止したことなどない。1秒たりとも。

* * *

5日。某宴でスペイン料理を食す。美味。久々に会う方もあり、たまに会う方もあり、毎週会う方もあり……。久々に会う方に対しては、なんとなくヒトミシリ的態度になってしまう。それはそうと、スペン料理なのに、フライの油とり用に皿に敷かれていた新聞紙はイタリアのものだった。しかも不吉なニュースを知らせるものだった。

その後、ホテルのティールームで、ロハス生活に対する憧れと、バリトン・サックスに対する致命的な遅れにさいなまれる現在のわが身を想う。それに対する解決策はひとつ。この夏ももう終わる。

だから、やばいって……。