『騙り』

【今まで那須塩原にいたわけではなく、早々に現場復帰しておりました。】

26日。今日は珍しく授業も会議もない。凡庸な日常を感じさせるいつもの出来事としては、エーゴ教育氏から内線電話があったことぐらいであるが、それすらもいつもに比べて格段に短時間で済んだ。例外的な一日に例外的に記憶から蘇ってきたのは、今は亡き飼い犬たちのことだった。

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23日〜25日。多忙だったらしい。このうちのどれかの日にEduardo de Filippo, Napoli Milionaria!が届く。小さな白い本。Che bello!

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22日。早々に帰ってきて、爆睡する。

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21日。高円寺でパゾリーニ『騙り』を見る。この一年イタリア語で読んできたものを舞台で観られるのは嬉しいが、「ワシ、とんでもないものを読んでいたのね」を実感する上演であったなり。土曜日だから、もう少しお客が入っていても良いと思うのだが。そして、もう少し役者たちに拍手をしてあげても良いと思うのだが。マタイ受難曲は、やはり、途轍もない。つけ麺を食べて一日を終える。

あと1日でGW……。