睡魔様

8月前半は天上界に近づいたり、海の向こうへ行ったりして多少遊行がすぎたようにも感じられるため、こうして日常版夏休み(?)に復帰してじっと一所にいると、それまでの放蕩ぶりに対していささか反省の念のようなものがわきおこってきてしまい、その結果、ヨシ今日カラ勉強スルベなどと殊勝に思ってはみるものの、そんな意欲をふくめたヤル気たち全般の頭のうえをわれがちに睡魔様がガシガシと踏みつけてお通りになり、挙句の果てにはワシの小さな脳ミソの真ん中に腰をすえようとなさるので、ワシはColley Cibber, Richard IIIを読むことで睡魔様に一騎打ちを挑んでみたのだが、あえなく第3幕を読み終えたところで敗色濃厚の雰囲気が漂いだしたため、エエイママヨと自暴自棄を決めこんでみたところ、折りよくお天道様ががそのお姿をお隠しになり、睡魔様との一騎打ちも終了する。

また無駄な文を書いてしまった……。