14日。雨のことばにさとされて、最期の桜に別れの一瞥を送る。すると、もうお前も行くときなのだよ、と無残な姿で起立する木々が優しくささやく。そんな声を耳にしたときは、瞳をそっと閉じて、眠るしかない。
久しぶりに王政復古期演劇年表を更新し、午後から2つの授業をこなす。
「ふ」は「憤怒」の「ふ」……。
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13日。Etheregeを読了する。誰が誰を愛しているのやら……。この間、2つの小テスト監督と、2つの書類書きと、1つの授業をこなす。事務的メールをいくつ書いたかは、数える気力がない。
「ひ」は「疲労」の「ひ」……。