境界侵犯過多

世のなかは祝日のようだが、ワシは仕事にかりだされている。特別業務なのに、平常業務でも忙殺される。

久しぶりにピーター・ストリブラス&アロン・ホワイト『境界侵犯−−その詩学政治学』を読む。原著と翻訳をそれぞれ2冊持っている。原著は行方不明になったので買い直したらひょっこり出てきたというありがちなパターンで2冊あり、翻訳はこの本にいたく感化されて古本屋で書き込み用に買ってしまったというありがちでないパターンで2冊ある。マニアか。アロン・ホワイトは37歳で亡くなったのか……その昔、この本で提示されている概念を援用してレポートを書いたら「Allonって名前、スペルミスじゃない?」とアメリカ人の先生に言われたことがあったな。たしかそれはウィリアム・フォークナーの小説かなにかを読む授業だったと思う。ということは、ワシは授業でフォークナーを読んでいたのか。

The Case Is Alteredを読み終えることを年内の目標にするが、これすらもおぼつかない師走の日々なり。

長久手方面の方、お誕生日おめでとうございます……。