「とび太くん」へのお詫び

29日。タイムリミットが何事もなかったように過ぎ去って行った。いまフロリダで猛威をふるっているErika様というハリケーンよりも強力ななにかが、ここ極東の島国の真ん中の海沿いの工業地帯の茶色の建物にもこれから到来するのかもしれない。

John Russell Brownさんが鬼籍に入ったらしい。合掌。

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28日。雨。久々に登場の「情熱」氏が、昨日、久々にエーゴを教える各人宛てにメールをよこしてきた。某問題の某処理方法に得心が行かず、その再考を促す内容だった。新たな某処理方法に効力を発生させるためのタイムリミットは、昨日から見て明日(つまり本日)中だったので、少なくとも昨日中に議論が行われなければならない状況だった。ワシがこのメールに気づいて返信したのは、「情熱」氏発信2時間後くらいであろうか。それから4時間して、ワシがメール送受信可能環境を離脱したときには、この件についていささかとは言えない責任をお持ちの「テリー教授」と、組織の責任者としてなんらかの対応をしなければならないはずの「エーゴキョーイク学教授」は、まだ特段おのれの見解について声を発しておられなかった。

イムリミットの本日、ふたたびメール送受信可能環境に復帰すると、即座にPCを起動させてメーラーを開き、メールボックスに収納されてくるはずの両氏のメールを探してみたのだが、あいにくワシの疲労でかすんだ眼は、なかなかそれらの姿を捕捉することができない。それでも、たしか昨日の健康診断では視力に異常を示すようなことはなかったはずなので、再度メールを探してみる。だが、やはりそれらは存在しない。さらに、この両氏とも本日は大学に来ていない。夕暮れ迫るなか、責任者の両氏とも「情熱」氏のメールを黙殺し、今日というタイムリミットをやり過ごそうとしているという認識を得る。おいおい、嵐の再来か。

桃がのっかったスフレを食して堕落する in 星乃珈琲店。本日めでたくワイルド会が閉会となる。次回からは「きむ兄会」の発足となる。つまり、HE会→VWトラウマ会→ワイルド会→きむ兄会。

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27日。健康診断で汗をかく。

テスト用紙と言われるものにとりあえずいっぱい文字を書くことと、その文字たちが正解という名の称号を勝ち取っているかどうかは別物だから、成績について異議申し立てしてくるのは構わないが、「テスト用紙にたくさん書いた」という主張は、申請理由としてはいささかも許容できるものではなく、まずそのあたりの文章術を磨いたあとでワシと対峙する意気込みを準備して事におよべ、と申し上げたい。拙速な申し出に対しても、こちらは書類を書かねばならないということを忘れるでない。

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26日。本当の表記は「トビタ君」ではなく「とび太くん」らしい。お詫びして訂正させていただきます。

で、飛び出し注意……。