ケルベロスに

4日。研究室で木曜日の授業準備をする。外は28度らしい。紫外線はお肌の大敵です。

六文銭が三途の川をわたるときの船賃だということを知る。六文銭をわたすと、ケルベロスに、地獄の楽園へようこそ、などと言われるのでせうか。なんてステキ。

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3日。続・暑い。街中のベンチにすわってボンヤリ時を過ごす。太陽に照らされながら風に揺れる街路樹の緑が美しい。緑萌ゆる季節の到来をこうして何気なくむかえるのも良い。ベンチの隣にあるのは交番。逮捕拘留されたわけではない。

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2日。暑い。遠出せずに近場であんかけスパなるものを食す。周囲のテーブルはガイドブックを手にした者たちでうまっている。色々な土地からご参集いただいた面々に、現実の砂漠へようこそ、とココロのなかでつぶやいてみる。

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1日。新刊書店と古書店の双方をまわって本を探すも、お目当てのものは見つからず。まあ、仕方がない。

夏休み来い!……。