2つのイズム

4つの授業の合間に『私小説』を100ページほど読む。

バカとは、空気を読もうとしないままに明け暮れる野放図な自己正当化である。それを眼にしたとき、キョウシは金八イズムの炎を燃やして闘争するか、事勿れイズムの氷に身をふれさせて逃走するしかない……などとつぶやいていると、隣からクシャミが2つ聞こえてくる。ああ、恐ろしき情熱の炎。

明日から東の京に詣でる。

逃げろ……。