本日は散文的なり

午前中に再試験。ところが、インフルエンザでひとり姿を見せない。こうして「再」が反復されていくことになる。受験したものについて言えば、残念なことに試験と再試験の結果に「差異」は見られず。『差異と反復』の著者にならって『再と反復』なる書物を書いてみるのもよろしかろうが、そこに哲学などあろうはずもない。その後、別の試験の採点をサクッと処理し、会議にでる。なんとも散文的な一日。ただひとつ韻文的だったのは2月2日という今日の日付であり、さらに、ただひとつ劇的だったのは名ばかり管理職の名ばかり性(ことばの真の意味で)に対してひとり静かな怒りを燃やしたことだけか……。ただ、この怒りすらも凡庸化しつつある今日この頃なり。

怒るでぇ、しかし……。