Buon Natale!

直接研究室に行くのが嫌になり、スタバに一時間ほど逃げ込む。そこで『フーコードゥルーズデリダ』のうち、最初の2人の章を読む。ドゥルーズに興味が向く。その興味の大部分は放置したままにしてあるドゥルーズ本に対する後ろめたさによって構成されている、というのが嘘偽らざるところであり、もっと正確に言うとしたら、ここに興味ということばで記述された気持ちの様態を根本的なところで揺り動かしているのは、むしろ、この後ろめたさにほかならないのであり……。その後、研究室に行き、Wycherleyを読む。その間、Deleuzeという名が刻まれた本の背表紙がワシを睨みつけてくるが、そ知らぬ顔を決め込む。こうしてヒトはしたり顔の大人になっていくのだ。

何気ない笑顔に救われる。ありがとう。

Buon Natale!……。