行かないでくれ、GWよ。

12日。発音までしてくれる電子辞書は本当にありがたい。

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8日。"inseparable ..." 若者が苦悩しているさなか、不遜にも、ある本について「くそつまらないでしょ」などと発してみたりする。そして、嫌なツイッターアカウントを発見してしまう。

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7日。惰眠をむさぼる。

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6日。師を囲むなだ○会(仮称)。昨年よりも多くの皆様のご参加を頂戴し、幹事冥利につきる。同じ業界にいて、同じようなことを勉強してはいるものの1年に1回お会いするかどうかの諸先輩方や、体調が回復されて久々にお会いする方や、勉学を積んでイギリスから帰国された方や、ほぼ毎週1度はお会いしている方などにご足労願うことができた。ワシはといえば、久々に会って皆で美味しいものを食べながら歓談するだけでも意義深いものだと感得する年になった。出入り自由な状態で、か細くとも継続して行くことができればよいと思う。

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5日。「ワシは鉄道に興味がないので、鉄道についてはなにもわからない」とまずは宣言させていただく。

「あすなろう鉄道」に乗らされる。ドーキョニンが一日乗車券、キーホルダー、タオルなどを購入しているのを傍目に見やる。こう書くと、ドーキョニンは鉄道に熱い情熱を注ぐような人で、この鉄道に乗るために遠方からわざわざ駆けつけるような人で、本日その夢が叶って感涙にむせび泣くような人であるかのようだが、そんなことは一切ない。なんのことはない、この鉄道は家から30分のところにあるし、さらに、ドーキョニンは大学を卒業するまで20年近くこの鉄道のお世話になっていたくらいなのだから、彼女を突き動かしている衝動とは、郷愁以外のなにものでもない。ワシはそれにつき合わされているに過ぎない。

えーと、この「あすなろう鉄道」、なにやら全国に3路線しかないナロウゲージらしく、カメラを手にした夫婦、オッサンなどがちらほらいる。彼らは1駅ごとに降車しては写真を撮りまくっている。ご苦労なことである。この鉄道に熱をあげる方々と、この鉄道を日常的に使用している冷静な中高生たちによって、車内の温度が微妙な感じに保たれている。

http://www.yar.co.jp/をご参照いただき、ご興味のある方は三重県四日市市までどうぞ。

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2日。GWがはじまる。『壇蜜日記』を読む。つづられた文には静寂が宿っている。ニンゲン誰しもそうであるように、この方にあっても、ある程度の無理と、ある程度の拘泥にバランスをとりながら生を刻んでいるのだと知る。「壇蜜になる」という言い方が散見されたのが印象的であった。ワシは猫派ではなく犬派だし、ペアルックは容認できないが、コンビニ好きという点は理解できる。続編を強く希望する。

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1日。どんより甘い液体が贅沢にかかり、刻まれたフルーツが宝石のように散りばめられたパンケーキを食す。明日からGWがはじまる。

GWのスイーツ摂取量が危険領域……。