Greek / Latin

あることにケリをつけてしまおうと思い、エルンスト・H・カントーロヴィチ『王の二つの身体−−中世政治神学研究』(平凡社)を読み直しはじめる。文庫版も持っているが、ハードカバー版の方がマージンが広くとってあって読みやすいので、ハードカバー版で読む。「Greek / Latinを読解できないものは中世をやる資格はない、いや人文学をやる資格はない」とは書かれていないが、そう言われているような感じの重厚な本。色々な意味で圧倒される。大学院のときにラテン語を教わった「ダンブルドア先生のような髭をしたアイルランド人先生」のことを思いだした。Fatherはいまでも会うと「コンニチハ」と言って微笑んでくれる。

6月に開催された委員会の報告が、本日、情熱氏からメールでやってくる。このメールは、イギリスから船便で送られたわけではない。うちの大学だけ20世紀初頭を生きているわけではない。

眠いわ……。