ゴルドーニ〜採点まで

8月4日。試験終了。採点本格化。

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8月2日。採点を開始する。夏休みも近い。

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8月1日。遅々として進まないものの、継続して「夕方からミスドで(基本的に)週一回行われるWildeを読む2人会」(正式名称も不明と化した)。会長にミスドのカード2枚を進呈したら、なにやらそれによって目標枚数に到達したようで、会長は望外の喜びをお示しになられたうえで、帰り際に嬉々としてそれらをカップと交換なさる。今日も良いことをした。

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7月31日。本当はイタリアン・ランチの予定が、ドーキョニンの寝坊+電車の人身事故により、サブウェイのセットに変更される。怒りをおさえるべく、コルトレーンを買う。

その後、『鎌塚氏、振り下ろす』@名古屋某所。結論から申し上げると、このホールは観劇に許容量以上の苦痛を強いる。なにせ、視界が確保できない。体を曲げても舞台の3分の1ほどは、前の観客の頭がつくりだす死角に逃げ込んでしまう。こうなってしまう理由に、なにも難解なところはない。ここが演劇専用のホールではなく、かつ、建造されて随分年数が経ったホールでもあるため、あらゆる座席の観客に一定の視界を確保するという設計がなされていないのだ。結構な金をとったあげくに、1000を超えるキャパのホールに押し込められて、落ち着いて芝居が見られないとは……。きっと、1790年ごろから巨大化するロンドンの劇場での観劇もこんな感じなのかも、なんて感じながら、イライラながら、ウトウトしてしまう。

その後、一風堂でラーメンをすすって帰る。

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7月24日。ゴルドーニ『抜目のない未亡人』@新国立劇場ゴルドーニとは言いつつも、ゴルドーニにあらず。伊太利演劇の様式性や伝統は無視されているのだから、「アルッレキーノ」や「パンタローネ」という名称にも固執せずに、それらしい名前に変更してしまった方がよいのではないか、と思う。未亡人役の女優は、今回はじめて見たが、巷に出まわっている評価ほどのものは感じられない。悲劇向きか? むしろ、「アルッレキーノ」役の役者が醸し出す場馴れした様子が劇場を統括する。いずれにしろ、それほど楽しめず。

切通過……。