初春のカーニヴァル

26日。某業務で大学なう。「テリー」氏に対して「情熱」氏がヒートアップするので、呆れるやら、冷や冷やするやら、わくわくするやら、ウンザリするやら、な時間を過ごす。いや、これからまた第2ラウンドがはじまる。またしても言ってしまうぞ、ええかげんにせえ。

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25日。ネイティヴが営んでいるイタリア料理店でパーティ。いろいろな料理が出てくるが、トウモロコシの粉でできた羊羹みたいなやつとラザニアが美味だった。カーニヴァルの趣向とやらで店主のイタリア人がマスクを用意してくれるも、これは遠慮する。同行の女子2人は果敢にマスクを着用するが、どうみてもイカガワシイ女王様のような感じに見えてしまう。店内にいる少し年配の女性客もマスクをつけているが、そちらのテーブルは魔女たちのサバトのように見えてしまう。ミソジニーか。ギターとピアノによるイタリア人の演奏もあったが、いかんせんこちらの言語能力が皆無に近いので雰囲気だけしかわからないし、ワシはどうみてもイタリア的雰囲気に積極的にノルようなタイプではない。したがって、テーブルでシレッーと食事をし、赤ワインをガブリガブリ飲む。もうひとりの男性同行者はイタリア語のプロフェッサーでマキャヴェリの翻訳者なので、ここでは日本人・イタリア人を問わず弁舌さわやかに社交をくりひろげる。イタリア語の勉強を再開しようかな……などと思う初春の夜。

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24日。昨日同様に指導学生を待つ1日なり。

チャオ……。