11/11

あれ、もう11月11日ですか。

『ゾウがすすり泣くとき』とか、鈴木忠志『演劇とは何か』とか、Ben Jonsonとかを読んでました。

感情とは、結局のところ、外的表出としての身振りから読み取るしかないものだから、外的表出としての身振りを成型したり、偽装したりすることで(演技することで)、感情を成型したり、偽装したりできることになる。ただし、身振りが存在しない、つまり、静止状態にあっても、そこから感情を読みとることができる部位があり、それが《顔》なのだと思う。表情を作らなくても、そのままの状態でも、《顔》は感情を表出してしまう。《顔》は絶対的な《もの》になることはできない。したがって、人面石などにも、ある種の感情が宿ってしまうことになる。ただ、そこには見る者の擬人化が作用していると言えなくもないわけですが……。

ポッキーは食わず。

まあ、よいよい……。