Surviving

13日。極寒。洋書セールにチラッとよる。Salman Rushdie, Midnight's ChildrenとBernard Shaw, Plays Unpleasantの2冊を買う。なんという組み合わせ……だれか読書会でもしませんか? もちろん、Shawで。

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12日。N大の最後の授業。DVD機器もスクリーン装置も作動しているのに、画面はかたくなに白のままそ知らぬ顔を決めこむ。あれこれ思案するが原因不明なので、「餅は餅屋」という古からの英知に背くことなく、担当事務の方に来ていただく。簡単な掃除で関連機器はご機嫌をとりもどす。最悪の結果を告知する初詣おみくじが早くもその実力をあらわにしてくれおったわ、と述べて若人たちから初笑いを頂戴する。授業後、「冬休みにアメリカに行ったお土産です」ということばを添えて、ある女子学生がチョコ一粒をくれる。チロルチョコ大のそれをほおばり、太平洋のあちら側に思いをはせる。もうひとつの授業では、まえの時間に該当教室を使用していた事務のお姉さんに、ワシのカバンを拉致されそうになる。やっぱりこれも、お・み・く・じの実力か……。

Oscar Wilde, The Importance of Being Earnestを読了する。エリック・ロメールの訃報に接する。

Now surviving……。