初冬の週末

24日。授業であつかうには手ごわすぎる芝居=『ハムレット』。

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23日。月曜日の祝日=授業日。

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22日。日曜日=ひねもすプリント作成。

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21日。A・ソクーロフ監督『ボヴァリー夫人』を観る。官能や背徳などといったことばから容易に連想される記号の配置などにはいささかの関心もなく、たるんだ肉と剥き出しの風景がフィルムのなかを流れていく。ことばという記号を可能なかぎり消去したはてにあらわれる肉と風景は、互いが互いの存在に気づいていないかのようにどこかよそよそしく、それでいて、互いが互いの存在を必要としているかのようにどこか思わせぶりな関係にある。エンマ役の女優の風貌は、『アポロンの地獄』のマリア・カラスを思い起こさせる。

冬ですな……。