おじいちゃん、ニコニコする。

30日。疲労している。年末の新幹線チケットをゲットする。大石俊一『「英国」神話の解体』(第三書館,1994)を古書で買う。

ワシはイングランド好き……。

* * *

29日。研究室でハンドアウトを用意した後、待ち合わせ場所のおしゃれなカフェに向かう。ここで、生ハムとチーズのパニーニ、トマトのスープ、サラダ、ケーキ、コーヒーをいただく。なんともおしゃれで美味。次から次に押し寄せるお客さんも皆おしゃれ。店は2人の女性だけでキリモリしているようだが、この女性たちもとても感じがよいし、働き者。つまり、ワシのミスボラシイ服装以外はすべて良い。

待ち人が待ち合わせ場所に来ないので多少ハラハラするも、なんとか開始15分前に全員が合流する。学会シンポジウムなるものがはじまる。なかば司会者の方の要請によるものであったが、新歴史主義と惑星的思考を接続するというワシの話には無理があった。まあ、この2つの不十分な紹介という役回りなので良いです。それに、メインはワシではないし〜。シンポの趣旨から言って答えなんてでないし〜。こんな発表内容、となりにはエライ方(前述の待ち人)、おまけに、聴衆のひとりにおじいちゃん……緊張しない要素はない。しかも、おじいちゃん、いの一番に手あげて質問するからね。ワシが答えているあいだはニコニコしているし……。シンポジウム途中でお帰りになるときにもニコニコしてペコッとお辞儀されていかれるし……。いきがかり上、ワシが最後の発言者になってしまったので「Yes, We can!」と述べてシンポをしめる。その後イタリア料理で懇親会。ワインを数杯飲む。ここでは政治理論専攻の大学院生と話をする。ワシのミスボラシイ服装に親近感を覚えたらしいです……。2次会は失礼し、後輩とスタバで反省会をする。iPhoneにココロを奪われる。

批評理論を専門になどしておりませぬ……。