アチラ側

6日。採点終了。

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5日。休日。

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4日。アメリカ南部作家について耳学問

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3日。昨日の件、「情熱」氏は、責任者だけに宛てた1通のメールで対応してきた。ワシの3時間ぐらいを返せ。

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2日。ひさびさに「情熱」氏がやらかしてくれたので、それに対応するため夜9時付近まで会議が開かれる(ご本人は、その6時間前、午後3時付近に帰宅の途につかれたのだが……)。いつもの会議では眠りに落ちること甚だしい「会議での睡眠を得意とするオッサン、別名、テリー」氏が、今回1秒たりとも惰眠を貪ることなく、むしろ、水を得た魚のように弁舌さわやかにまくしたてる。テリー氏は、その発言のなかで、いつしか「情熱」氏のことを「アノ人」と呼ぶようになり、そのような身振りで、「オノレ」と「アノ人」のあいだに一線を画そうとするのだが、隣でその発言を耳にするたびにワシは、「巨視的視野に立った場合、アナタもどちらかといえばアチラ側、『アノ人』側に属されていると思うのですが……」とココロのなかでツッコミを入れてしまう。コチラ側であろうと、アチラ側であろうと、ココが楽園でないことは確かだが、まがりなりにもオトナたちで構成されている小組織であることは確かなのだから、the youngestのワシに「僕、勉強する時間がほしいので、もっとシッカリやってください」などと発言させないでけろ。

astaco発見……。