皿/III

要領が悪いので、なにかとてつもなく忙しいような気がしてしまい、「ちょくちょく」すら登場できないでいる。そうこうしているうちに、日々なにをやっていたのかも忘れてしまう。なんともオメデタイ脳みそである。ブレヒトの演劇論、カミュの『カリギュラ』、『ジョジョの奇妙な冒険』第1巻、Pasolini, Affabulazioneのはじめの方、『パゾリーニ詩集』のはじめの方、西脇順三郎『Ambarvalia』あたりを読んだような……。

西脇のある詩のタイトルが「皿」なのですが、それを「III」と見間違えるくらい老朽化してきました。「あれ、『I』も『II』もなかったのに、『III』からなのか、変わっているな……」と思って見直したら、「皿」でした。変わっているのはワシでした。クーラーが入っているいる研究室の室温が29.4度なので、「皿」が「III」に見えるぐらいでは驚きません。

あつい……。