はじまる。

4日。ワシにはまったく関係ないが、入学式。なんとなく気分が晴れないのは、春を休む期間がこれで終わるからであろう。

居眠りすることもなく、Andrew Gurrの本を読んだあと、Thomas Dekkerの散文を少し確認していると、情熱氏が問い合わせにやってくる。話がかみあわず、面倒この上なきことなり。

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3日。街の本屋さんに行く約束をしていたが、予定が変更になって、隣の市立図書館に本を返却しに行く。そのまえに昼食としてフィットチーネを食すものの、眼のまえの人物の胃袋におさまっていくリゾットの方があきらかに美味そう。

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2日。深い睡眠のドーキョニンをしり目に、洗濯、食器洗い、掃除をこなし、研究室にむかう。帰りにチョコリングを買おうと思ったが、長蛇の列ができていたのでやめる。

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1日。冗談ではなく、なんとなくサエナイ一日に終始する。

はたらく……。