ムーンリバーをわたるようなステップで

18日。労働系の作文ひとつと学生系の作文ひとつをこなす。今日が締切の作文は、来週締切に自主変更する。

昨日あたりからThomas Kyd, The Spanish Tragedyを読もうと思って持ち歩いているのだが、どうにも読む気がおこらないので、やめてThomas Otway, The Orphanを読みはじめる。

先週の今日から情熱氏が姿を見せない。氏の研究室の外に常設されている小さなホワイトボードには、15日までの休日を宣言する旨のことばたちが、本日18日にいたっても置き去りにされたままになっている。そして、これで連休に突入することになるから、常識的に考えれば、このことばたちは少なくとも22日までその身をさらしつづけることになる。仮に情熱氏がオノコという性であるならば、ストレートに「ご病気ですか?」的な問い合わせもできようものだが、オノコではない方の性であり、しかも、ワシよりも年長ときているので、このような問い合わせも自然と憚られることになる。もともとこのような問い合わせを躊躇させるようなsomethingをおもちの氏にあっては、性差と年長の問題が安否確認のハードルを3倍ぐらい高くする。それとなく、周囲の方【註:お隣のワシが距離的にはいちばん近いはずだか、ここでの意味は、氏のメンタルな地勢図における距離感をあらわすため、むしろワシは辺境の位置に属すことになる】に問い合わせてみると、やはり体調がすぐれないようだ。新年度に向けてのキョームの仕事はおそらくワシがやらなければならないのであろうが、それはさておくとして、なんとも居心地の悪い週末になってしまったことよ。明日あたり軽やかに「ムーンリバーをわたるようなステップで」登場してくれ。

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17日。卒業式。だが、とくにそれらしいことはなにもなく、ダラダラとすごす。昨日の食いしん坊ぶりがたたったのか、腰が痛みだす。広島帰りの人がわざわざ神戸で降りて買ってきてくれたシナモンロール的なものを堪能する。美味。

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16日。会議2つ。会議1にて、余った弁当をひとつ余分に食してしまい、お腹がはちきれそうになる。会議2にて、しばし惰眠を貪ってしまう。

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15日。この日の記憶を喪失する。たしか朝マックでマフィンを堪能したはず。

ふぅ〜……。