あいだの男

8日。N大図書館に本を返却し別のN大で研究会。N大からN大へ歩いていると、ふたつのN大のあいだで、かつてエズラ・パウンドとかアレン・ギンズバーグとかシルヴィア・プラスなどの詩を教えていただいたN大(前者)の先生に遭遇する。パウンドの『キャントーズ』とその『コンパニオン』はまだ本棚に鎮座しております。

"And then went down to the ship"だったけ……。

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7日。昨日一生懸命教育やってる人が落としていった面倒話を解決するために、研究室で色々と思案し、メールする。ワシはいちばん下っ端なのだが、名ばかり氏と一生懸命教育やってる人のあいだに位置してしまうような「事件」なり「問題」なりがこのところ多すぎる。前者は無関心すれすれの「冷静」、後者は迷惑寸前の「情熱」を体現しているため、ワシは「冷静」と「情熱」のあいだにとらわれていることになる。およそコミュニケーションなるものが成立しそうにない2人のとりなし役がこのヤル気ナシオなのだから、この集団のチグハグぶりは容易にご想像いただけよう。このチグハグに最後の仕上げをするのが会議での睡眠を得意とするオッサン(またの名をテリー)である、と忘れずに言い添えておかねば、本当の意味でわれわれの真実を語ったことにはなるまい。

久しぶりに、おじいちゃんに手紙を書く。

野菜生活つづく……。