会議風景

授業らしきもの。王政復古期演劇のデータ整理。会議。

「一同に会して議論する」とは言っても、結局、特定の意見が大方採用されて、提示された路線にそって仕事をすすめるようにと言い渡されるだけの集いになる。いつもの会議風景がいつもどおりに終る。悪しき平等主義の原則に則って、多忙を極める身も、余生を謳歌する身も、等しくその規定路線的仕事を享受することになるのもシナリオどおりだ。ここ5年ぐらいはこれで物事が動いているのだから、あえて異論を差し挟んで会議時間を無益に長引かせるなどという愚鈍さの発揮が、ここではワシの殺意をいちばん惹起する態度となる。そんな愚鈍さを露呈させるものがいなかっただけ、今宵の会議はワシの人間性の保存に貢献してくれたことになる。見ざる、言わざる、聴かざる、目覚めざる、を実践するオッサンがワシの眼の前にいたことだけは明記しておきたい。これも日常化した会議風景。

熱血野球選手よ、胸キュンは死語でしょ……。