ココロと脳ミソ

先日大人2人の口論を目撃したら、本日自分が口論に半歩まきこまれる。が、笑顔で危うく難を逃れる。

『博士と狂人』を読了。OED作成に助力したアメリカ軍医=狂人=殺人者をめぐるお話。ただ、作者は、この人物に殺害された無名の男に本書をささげる。本書が「故ジョージ・メリットへの小さな証として書かれた」と最後に述べる。記録を残さなかった無名の男の歴史として本書は読まれるべきなのだ。OEDの重さは、無名の者たちがつむぎ出した歴史の重さなのだ。ココロ揺さぶられる。

田崎英明『無能な者たちの共同体』(未来社,2007)を購入し、60ページほど読む。

頭痛やまず。夜、またひとり舞台を去っていかれたことを知る。気分晴れず。

脳ミソが身体に刻む声……。