ココロを燃やせ

『ミドルマーチ』読了。全2巻、2段組、合計約1000ページは、さすがに長いが、読ませる。人生は思いどおりに行かないことばかりで、ときにいらだちがつのってしまうものですな。ジョン・フレッチャー『野鴨追い』も読了。

 

今年は、なにやら色々な種類の仕事をチョコチョコやっていてあわただしい。どれも単体ではたいしたことのないものなのだが、性質の異なる仕事が日々雨あられと言わんばかりに降り注がれるので、こちらのスケジュール管理と正気をほどよく保っておかないと、万事滞りなくすすんでいかない。そして、「やれるときにできるだけのことをやっておけ」と常に己に言い聞かせて事にあたらないと、なにかが一瞬で崩れ落ちてしまうことになるのではないかという気になっている。こんなときに重要なのは、ちょっとした笑いだろうと思うので、最高のウィットを動員した発言を会議でくりだしてみたりするのだが、そんなときに限ってテリー教授が殺伐とした雰囲気で場の空気を染め上げるので、炎の呼吸・奥義「煉獄」をくりだしてココロのなかでこの鬼の首を焼き切ってやることにしている。「ココロを燃やせ」という炎柱の教えは、ここでも生きている。

 

ココロを燃やせ……。