八月の終わりに

31日。月末締め切りの案件2つが片づく。ひとつは地雷を踏んだようなもので、もうひとつは贖罪をかたちにあらわしたようなものなり。

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26日。久しぶりにオジイチャンに会う。だいたいはお互いの(不)健康の話をしたのだが、某氏の信義にもとる振る舞いについて耳にする。オジイチャンはいまでも怒っているようだ。

 

うちの息子氏は最近電車にはまっている。駅から徒歩5分圏内のところに引っ越したこともあり、息子氏が保育園から帰宅してくる頃合いにワシも家にたどり着くように帰ると、ほぼ毎日いっしょに電車を見に行かされる。線路脇で息子氏を肩車しながら、およそ30分間電車を見ながら息子氏の会話の相手をする。ワシの顔面には当然玉のような汗が噴き出る。「もう帰ろうか」と言っても、お目当ての電車がくるまで息子氏は「うん」とは言わない。仕方がないので、「コンビニによって帰ろうか」などと言って誘い出すと、ようやく帰る気になってくれる時もあるのだが、約束どおりにコンビニに立ち寄ると、息子氏は惜しげもなくカゴにハーゲンダッツを何個も投入していく……。もう少し単価の安いアイスクリームにしてくれませんかね……。そのハーゲンダッツ、期間限定のパイナップル味が終了してしまったようで、これをお気に入りにしていた息子氏は、いつも「あれ、パインがない……」と言って、一瞬さみしそうな表情をうかべる。ただ、それもつかの間で、次の瞬間には、「バニラと、ストロベリーと、クッキーと……」とつぶやきながら、カゴにハーゲンダッツを何個も投入していく……。もう少し単価の安いアイスクリームにしてくれませんかね……。

 

暑い……。