ホンモノが寄せていく

坂野潤治『日本近代史』(ちくま新書)。なんとなく手にとって、なんとなく450ページを読んでしまう。原敬のイメージが悪い方へと変わる。高山宏『庭の綺想学』をペラペラとめくるにとどめる。Robert DaborneのThe Poor Man's ComfortとA Christian Turned Turkを読む。Daborneの芝居はこの2つ以外現存していないので、もっと読みたくても不可能なり。Carmelo BeneのSono apparso alla Madonnaがもうすぐ英訳されるので、待ち遠しい。仮に英訳するとしたらEmpressとでもなるのであろうか、巷で評判の某女史のbiographyを読んでみようかと思ったが、同じ著者がかつてしたためた銀座のマダム伝の方に興味が向いて、そちらを発注してしまう。誰もが気が付いているように、某女史は、某エレキテル〇〇の人がやっていたモノマネの方にどんどん接近してきている。ホンモノがモノマネの方に寄せていっているような……しかも、モノマネの方をテレビで見る機会がもうなくなってしまった今になって……。

 

授業準備で死んでます……。