「ごめんちゃい」。

7月30日。もう我慢の限界に達していたので、髪の毛を切る。視界は良好だが、前途は多難か。今現在、まだ切る髪があるだけよしとする。

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7月20日。『美しく青く』@シアターコクーン。トイレに行こうと思って下りのエスカレーターに乗ろうとしたら、真横にある上りのエスカレーターから田名網敬一が下りてきて驚く。このエスカレーターで有名人に遭遇するのは、2回目なり。キャストは豪華で熱演なのだが、芝居それ自体には、なんとなくモヤモヤしてしまう。ワシはやはりwell-madeな芝居が好みなのでしょうな……。銀粉蝶さんのカーテン・コールでのたたずまいに感服する。

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7月14日。『キネマと恋人』@愛知芸術創造センター。初演はキャストのひとりがインフルエンザにかかり公演中止で見られず、再演の東京公演はチケットが当たらず、12日の名古屋公演のチケットをおさえたものの、某会議のために行けず(某会議があることを失念しておりやした。このチケットは後輩氏のところにもらわれていきやした。後輩氏も満足してくれたので里子に出したかいがありやした。)、14日の名古屋公演のチケットをとり直してようやく見ることができたしだいなり。ようやく見られた芝居は完成度が高く、大いに楽しむ。ただ、隣の席の客がワシの観劇史上ワーストの輩家族ご一行様だったので、多少イラつく。ロビーで売り子をしていた劇作家に握手をしてもらったところ、「ありがとう」と声をかけられる。ミーハー炸裂で、「ごめんちゃい」。

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7月13日。今年も「司会業」に精を出す。一時間の持ち時間があったのだが、皆さんのご協力によって、スムーズな議事進行となり、30分ほどで終了してしまう。つぎの予定まで長めの休憩時間が生じてしまい、妙に手持無沙汰となる。前日は、2時間以上の会議の音頭をとることになったのですがね……。それはさておき、「学会の成功は弁当のクオリティによって左右される」というテーゼをえる。

 

猛暑到来……。