右手

21日。会議2つ。寒すぎる。

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20日。何年かけたのか定かではないものの、1冊1冊古書で収集してきたA Biographical Dictionary...全16巻がようやく完結する。そのなかには編者たちが某図書館に寄贈したという印があるものや、George W. Stone Jr.の蔵書であったという印があるものもある。こうして書籍は循環して行く。

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19日。本日で授業が終了する。寒い。

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17日。『寄生獣』を見る。その後、よりによって、肉を食してしまう。以後本を読んでいたりすると、ドーキョニンがことあるごとに右手で威嚇的動作をしてくるのだが、それはよしとするにしても、その右手にかたどられているものが、ミギーではいささかもなく、キツネなのはどうにかしていただきたい。

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16日。結局は「中国には行きません」という一文に収斂されうる内容の長文メールを書いてポチッとする。先方にもご納得していただける。鍛えるべきはレトリック、ということか。

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15日。夕方ごろ雨降りのなか傘をさして歯医者まで歩く。トイレに行って鏡をみたら、傘をさしていたにもかかわらず、肩口に鳥の糞と思しきものがのっかっていることに気がつく。もっている。その後、大学に行って本日締切の文章を作成する。

行きません……。